今日の授業
[学校]2時間目 高2の学年末試験
[塾]13:00~ 高1サイエンスコース英語 (期末試験対策)
昨日に引き続き、この数か月の間に購入したCDなどを。
さよならポニーテールのメンバー「ふっくん」のtwitterは、このブログの読者諸君ならみんな見てると思うけど、そのふっくんのツイートで知った日本のバンド「Lamp」。2000年に結成、2003年にデビューアルバムを出したというから、すでにデビュー15年目のベテランバンド。何ともお恥ずかしいことに、今までこんな素晴らしいバンドを知らなかっただなんて… アンテナの感度が下がってるぞ西内。本当に、素晴らしい音楽というのは探せばちゃんとあるんだなあ。
で、これまでに発売された8枚のアルバムを一気に大人買い。大人になってよかったことの一つは、大人買いができること。ただ、初期のアルバムはすでに廃盤のため新品で入手できず、中古品をゲット。こちらのジャケットは2003年の1stアルバム『そよ風アパートメント201』。このアルバムでは、日本人離れした非常に良質なボサノヴァをやるグループ、という印象だが、
翌年の2ndアルバム『恋人へ』では、1970年代~1980年代初頭の日本のニューミュージックや、ビートルズやビーチボーイズ、クイーンといった人類の至宝ともいえるポピュラーミュージックたちを完璧に咀嚼したエヴァーグリーンなポップスを展開していて、本当に美しい音楽が聴ける。このアルバムの2曲目「ひろがるなみだ」は100年聴ける名曲だと断言しよう。
そしてこのアルバム!2014年発表、いまのところ最新のアルバムである7th『ゆめ』。林静一による秀逸なジャケットと、ラストの大名曲「さち子」!いまどき、女性の名前がタイトルの曲とか大胆すぎるだろう。しかも、その名前は曲の中で1回も歌詞に出てこない、その意味は歌詞をよく読みこめばわかるという、何回も聴きこむことを前提に作られた贅沢な曲。日本人が作曲・演奏ともに苦手とする3拍子系の曲でこんなに完成された楽曲が存在するだなんて、涙が出そうだ。
今年発売されるというニューアルバムが待ち遠しくて仕方がない。またひとつ、そんなバンドが増えたことがうれしい。
YouTubeで配信されてるMVはどれも、わざと古い機材で撮影されていて独特。特に「さち子」のMVは1960年代のフランス映画みたいな独特の風合いが最高。
2ndアルバム収録「恋人へ~ひろがるなみだ」MV
7thアルバム収録「さち子」MV