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いま、関西のグッドミュージック界隈のCDを買って「あー、なんかいい感じのバリトンだなー」と思って聴いてるとだいたいはこの人が吹いてる。ここでいうバリトンとはバリトン・サックスのこと。アルトでもテナーでもなく、あのデカいサックスのことだ。そしてこの浦朋恵(うら・ともえ)自身もデカい。ぽっちゃり系タレントとしてもやっていけそうなクイーン・サイズの姉ちゃんだ。
モッチェ永井のアルバムに参加してるのを聴いてその豪快かつ歌心あふれるプレイに心を奪われ、注文したのがこのアルバム。ジャンルとしては、うーん、なんだろう、レゲエ調もあればジャズ、ブルース寄りの曲もあり、メキシカン・ロックまでやってしまうその雑食性。「いい感じの音楽」をやってると言うしかないか。
このアルバムでは多くの曲でエマーソン北村がすごく味わいのあるオルガンを弾いてて、浦ちゃんが吹く情感たっぷりのサックスとあいまって、特に4曲目の「Diddley Bow'n'Green Thumb」なんか歌のないインストの曲なのにぼんやりし聴いてると落涙してしまいそうな素晴らしさ(この曲では浜野健太のトロンボーン・ソロも絶品!)
↓このライヴも最高